2012年04月16日

京都・桜の隠れ里<原谷苑>

「原谷苑」は仁和寺や金閣寺、龍安寺の北側にある
衣笠山を越えた場所にあります。

個人所有のためガイドブックなどには載っていませんが
約4000坪の桃源郷のような苑内の美しさが、
噂が噂を呼び、知る人ぞ知る桜の名所となりました。


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苑内には、枝垂れ桜をはじめ約20種類・数百本の桜や
ツツジ、雪柳、レンギョ、しゃくなげなどピンク・白・黄色など色とりどりの花々が
百花繚乱の世界を生み出していました。

苑内に足を踏み入れた、その一歩からすごいんです!!
その景色は、圧巻としか言いようがありません。


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手をつなぐように春の青空めがけ伸びた桜の枝たちが
私たちの頭上で、桜のアーチを作り柔らかな空間を演出しています。


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まるで、花たちが作ったドームの中にいるような幻想的な世界。
花のほのかな香りと花を飛び回る蝶々、枝から枝へ飛ぶ小鳥の声
春の妖精が現れそうな長閑さにうっとり。
噂だけで、これだけの観光客が訪れるのも納得です。


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こんなお花見は、初体験です!!

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リピーターも多いというこの「原谷苑」の入苑料は、
花の見頃・開花状況とともに変動します。
いわば、時価といったところでしょうか。
ピーク時の平日は1200円、週末で1500円でした。

すばらしいお花見でしたが観光客の中には、
入苑料についてブツブツ文句いいながら
歩いている人もいたので、そこが唯一の欠点でしょうか。

京都の桜の名所と言われる神社仏閣でも、数百円ですから
それに比べると高いかも・・・。
ただ、公共性のない個人所有なのでこの料金も否めないかもしれませんね。

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また、駐車場がないため公共機関を使ってのアクセスです。
私が行ったときは、金閣寺の近くから期間限定のシャトルバスが無料で出ていました。
アップダウンの坂がある細い山道なので、徒歩でのアクセスはお進めしません。


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私的には、満足度指数はかなり高く期待以上の見応えだったので、
来年もまたお花見に行きたいと思っています。

皆さんも一度は、ご覧あれ!





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2012年04月15日

<桜守>佐野藤右衛門邸の桜畑

「植藤造園」の社長・佐野藤右衛門邸の桜畑を観賞してきました。

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↑たぶん、この桜が“円山公園”の兄弟木

広沢池のほとりにある佐野藤右衛門邸の桜畑では
円山公園の兄弟木の枝垂れ桜をはじめ
次代の出番を待つ、艶やかな桜たちや
藤右衛門さんが集めた“珍しい桜たち”で彩られていました。


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桜畑では、たんぽぽや薄紫のスミレ、
青くて小さなオオイヌノフグリなどの春の花が咲き、
鴬や小鳥の軽やかな声が心地よく響き
ミツバチや蝶が花から花へと蜜を求め飛んでいます。


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佐野藤右衛門の名は、現在で16代目!
と同時に、日本各地の名桜の保存活動を継承する<桜守>の3代目でもあります。


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↑茅葺き屋根の趣ある自宅

代々、御室(おむろ)御所で知られる仁和寺に仕え、
農業の合間に仁和寺の庭仕事を手伝っていたそうです。

明治より造園業を営みはじめ「植木屋の藤右衛門」から
「植藤(うえとう)造園」となったんだとか。

初代<桜守>となる14代目佐野藤右衛門が
滅び行く桜を憂い、全国各地の名桜の保存をはじめ
現在では、約200種の桜を保存しているんだそうです。


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↑次世代に向けて桜を育てています

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↑つぼみの中につぼみが!!
この桜は「弥彦(やひこ)」といって、日本に2本しかない桜だそうです。


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↑その「弥彦」が咲くとこうなります。とても愛らしい〜。

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↑白く大振りな花を咲かせる「白妙」

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↑薄ピンク色の可憐な花びらが印象的な「大提灯」

16代目は、傷ついた桜を手当したり新種を見つけることも
大切な仕事のひとつとおっしゃって、80歳を超える今でも
全国各地を飛び回っているんだそうです。
その活動範囲は国内に留まらず、フランスやドイツなど海外にも及びます。

見事な桜を咲かせ「祇園の夜桜」の名で知られる
京都・円山公園の枝垂れ桜、実は2代目。

「一重白彼岸枝垂桜」という品種になる初代の桜は、
昭和22年に、樹齢200年余で枯死してしまったのですが
15代佐野藤右衛門さんが、その桜から種子を採取し育て、
初代と同じ場所に植樹したんだそうです。

不思議なもので、そんな歴史を知ってから見る桜は、
以前にも増して艶やかで威風堂々として見えます。


造園や桜植栽の仕事は、円山公園・蹴上インクラインの国内の桜はもとより、
「イサム・ノグチ」に協力し、パリにあるユネスコ本部・日本庭園を
手がけるなど海外でも活躍し
1997年には、ユネスコ本部から「ピカソ・メダル」
1999年には、「勲五等双光旭日章」を受賞されています。


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↑蹴上インクラインの桜



以下、講談社「桜守のはなし」より引用

「桜をみるんやったら、じぶんが好きな桜を1本だけ決めて
春だけやなく、夏の桜、秋の桜、冬の桜と1年とおして
みていってほしいんです。<中略>桜は守り、そだて、継いでやらな
絶えてしまう木なんです。守るといっても保護するわけやない。
ちょっと手をそえてやるぐらいでええんですわ。
家族をみるのとおなじです。たいせつなのは、見守る、ということです。
それがわたしらのしごとなんだと思いますわ。」


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2012年04月12日

背割堤地区<桜のトンネル>

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京都の八幡市に流れる、宇治川と木津川が合流するこの場所は
桜の名所として知られる「淀川河川公園背割堤地区」。


ソメイヨシノの薄紅色で彩られた桜のトンネルは
訪れる人々を魅了しています。


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その長さ約1.4km、桜の本数約250本。
春の青空と堤防の緑、緩やかに流れる川面が
伸びやかな風景を演出しています。


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一度、訪れると毎年来たくなるほどの桜並木。
私もそのリピーターの一人です(笑)今年で3回目ぐらいでしょうか。


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草木や土の萌える春独特の香りは、癒しそのもの。
体の中に溜まった疲れを出し切るように
深く深く呼吸をしたら、桜の花びらに優しく包み込まれるような
そんな気分を味わうことができます。


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小鳥の鳴き声とふわりとすり抜ける穏やかな風音をBGMに
桜のトンネルをくぐり、木津川側からの風景、宇治川側からの風景と
色んな角度で桜並木の表情を楽しむことができます。


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桜の下で、お花見弁当を頬張る人、犬と一緒に散歩する人
夫婦二人で仲良く眺める人、走り回る子どもや
手をつないで会話をはずませる恋人同士。

色んな人の幸せで溢れていました。


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