2012年09月07日

わらじを履いたお地蔵さん「鈴虫寺」


京都市西京区、松尾山麓に佇む「鈴虫寺」。

1つだけ願い事を叶えてくれることで有名な
わらじを履いたお地蔵さんのいる禅寺です。

最寄駅の阪急嵐山線「松尾」駅で降りると
踏切の向こうに桂川が流れ
白い入道雲がモクモクと立ちのぼる夏空が広がっていました。


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↑桂川と入道雲

これから向かう鈴虫寺の周辺には
一休禅師ゆかりの寺「地蔵院(竹の寺)」
 ←クリックするとページが開きますよ♪
スティーブ・ジョブズ氏も魅了した苔の庭園「西芳寺(苔寺)」 ←クリックするとページが開きますよ♪
などがあります。

この2ヶ所については、次回のブログで紹介しています!


DSCF9388.JPG
↑西芳寺川

鈴虫寺へは、途中から西芳寺川に沿って進みます。
川の両岸には青モミジや桜の木々が生い茂り
川面は澄んだ水をたたえています。

春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色といった
四季折々の風景が楽しめそうな道です。

ゆっくり歩いたので少し時間がかかりましたが
鈴虫寺に到着です。


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↑木々に埋もれるように上へと80段の石階段が続きます

正式名称は「妙徳山 華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」といいます。
秋だけでなく、四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができることから
「鈴虫寺」の名で親しまれています。


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↑なにやら凄い人だかりです

今日は、平日なのでそれほどでもありませんが
土曜・日曜・祝日は、石階段の上から下まで
ずら〜りと行列ができるそうです。

集中するときは、階段を降りて少し進んだ華厳寺橋まで
行列が伸びるのだとか。。。人に聞いた話では
20年近く前には、すでにこの人気ぶりだったようです。


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↑鈴虫寺 山門(入口)

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↑日本で唯一わらじを履いたお地蔵さん(幸福地蔵菩薩)

右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠(ほうじゅ)を持ち
みんなの所へ願いを叶えに行けるように、わらじを履いています。

願い事をするには、ただ手を合わせればいいだけではありません。
ちゃんとした作法があるんですよ!!

その方法は、鈴虫寺の名物<鈴虫説法>の中で
教えてもらえるので、ご安心を。


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↑入口の山門をくぐり中へ進みます

正面の建物の中に入ると、聞いたことがないくらい大きな音色で
リイーン、リイーンと鈴虫が鳴いています。
(建物の中は撮影禁止のため写真がありません)

それもそのはず、ケースの中にいる数千匹の鈴虫が
一斉に鳴いているのです。

静かな夜道、どこからともなく聞こえてくる
あの情緒あるか細い音色とは違い、活気づく音色でした。

テーブルにつき、しばらくするとお茶と菓子が運ばれ、
鈴虫寺の名物<鈴虫説法>が始まります。
時間にすると20分〜30分ぐらいだったかと思います。

日替わりなのか、1回ごとなのか順番は分かりませんが
住職や副住職をはじめ数名のお坊さんが
お寺のことやお参りの仕方、
日々の心の持ち方についてお話ししてくださいます。

その話しっぷりは、まるで落語を聞いているかのよう。
面白くユーモアたっぷり、そしてちょっぴり皮肉を交えながら
リズミカルにお話してくださるので、あっという間に終わってしまいます。

遠方から何回も通ってくる人がいるほど、人気の説法です。


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↑境内の植物

説法の中で、年齢問わず
神社とお寺の違いやお札とお守りの違い、
それぞれのお参りの仕方を知らない人が増えた、
ともおっしゃっていました。

皆さんは、神社とお寺の違い
それぞれのお参りの仕方をご存じですか。

最近どのお寺でも建物や庭を眺めて帰るだけの人が多く
せっかく来たのに、手をあわせてお参りする姿を
見ることが少なくなりました。

神社仏閣に行かれたときは
感謝の気持ちとお礼の意味を込めて
お参りされてみてはいかがでしょう。


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↑境内のお庭を散策

説法が終わり、ずら〜りと並んだ
次の参拝者の行列を横目にお庭の散策です。


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↑境内のお庭を散策

説法を聞いたあとだからでしょうか。
見るもの、聞こえるもの、触れるものが
いつもより鮮明に感じます。

山門をくぐり石階段を下り垣根越しに横を眺めると
まっすぐ伸びる鮮やかな青竹が広がっていました。
こんなキレイな竹林は始めてです。
感動でしばらく、呆然。。。


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その時、その場所で楽しめることがある。
問題はそれに気づけるかどうか。




タグ:京都
posted by ショコラ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社仏閣
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