2012年05月19日

奈良・吉野山をめぐる「吉野ツアー」No.1

今日は、有限会社羽根建築工房さん主催の「吉野ツアー」へ行ってきました!
前回も参加したので、これで2回目です。


1回目にはなかった、樹齢約400年の杉の木が見学できるとあったので
「これは、観にいかねば!」とばかりに申込んだのですが、
ツアーの2日前に間伐(かんばつ)が行われたらしく見学できず・・・。
急遽変更になってしまいました。

でも、このツアーの引き出しは多い。見学の変更先も凄かった!!
では、興味津々のみなさんに「吉野ツアー」の様子をブログ3部作にて
たっぷりご案内いたします。


No.1となるこのブログの続きは、↓コチラ↓をクリックください!!
奈良・吉野山をめぐる「吉野ツアー」No.2 ←クリック
奈良・吉野山をめぐる「吉野ツアー」No.3 ←クリック

「吉野ツアー」スケジュール
近鉄 橿原神宮前駅 中央改札に集合
↓川上村林業資料館「山幸彦もくもく館」見学
↓川上村白川渡(しらかわど) 250〜290年生 杉育林 見学
↓吉野川源流にて、ランチ
↓吉野山 金峯山寺(きんぶせんじ)蔵王堂(ざおうどう)見学

↓製材所 株式会社ウッドベース 見学
近鉄 橿原神宮前駅 にて解散

まずは<山幸彦もくもく館>の見学。
この施設内には、吉野杉の歴史や特長をはじめ
植林から伐採までの様子なども見学できます。
子供と一緒に楽しめる施設になっていました。
館内は撮影禁止のため、その様子をお伝えできないのが残念です。


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↑<山幸彦もくもく館> 奈良県吉野郡川上村西河

と言いながら実は今回、私は見学していません。
なぜなら!参加2回目の私。
1回目で見学済みなので、今回はさらりと見学しようかと思っていたら、
入口横で見つけた「蜻蛉(せいれい)の滝 徒歩10分」の張り紙。

行きたーーーい!

ということで、ツアー責任者の方の許可を得て、
滝を観るべく、一人別行動。
他のツアーのみなさん、私だけごめんなさい。

たどり着いた「蜻蛉の滝」への入口は、なんと瑞々しく清々しいことか。
桜の木やモミジなどの新緑が辺り一面に広がります。
美しく咲く春の桜、赤くもえるような秋の紅葉が一瞬で想像できます。


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和んだ気持ちを切り替え、いよいよ山へ入ります。

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鳥居には「不動明王」「天龍大神」「弁財天」の文字が読み取れます。

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この奥の階段を、ずずいっと奥まで登っていきます。
緑の木立を抜ける階段と小径が続きます。


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やっと見えてきました。あの建物の奥に滝があります。

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↑大小3つの滝壺がある落差約50mの滝です

蜻蛉(せいれい)とは、トンボのことで第21代雄略天皇がこの地を訪れたとき
天皇のヒジにアブがとまり、それを蜻蛉がかみ殺したことに由来するそうです。
万葉集にも記載され松尾芭蕉や本居宣長といった
多くの文人も訪れていたとか。

また、滝に虹がかかることから、
この周辺は虹光(にじっこう)とも呼ばれるらしいのですが、
時間帯が違ったのか今回、虹は見られませんでした。残念。。。


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↑見上げると、不動明王の社からまだ上に階段が伸びています

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↑登った所から滝を見下ろすと、大きな滝壺が!!

水が澄んでとても綺麗です。
周囲に新緑の木々が空気に清涼感を与えているせいか
とても気持ちの良い光景でした。

登ってきた階段を下り、もといた場所から下にくだると
今度は小さな2つの滝壺が現れました。これは、これで凄い!
まるで滑り台をすべるように、岩肌を勢いよく水が流れ落ちてゆきます。


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水しぶきの音と風が葉を渡る葉音。
沢山の癒しを含んだ空気は、少しひんやりとしています。

もう少しここにいたい気持ちでいっぱいなのですが
集合時間が迫っています。
また、今度ね!蜻蛉の滝さん。



「吉野ツアー」次のスケジュールは
250〜290年生の吉野杉、川上村白川渡です。
ツアーの様子は、奈良・吉野山をめぐる「吉野ツアー」No.2へと続きます。

        ↑クリックするとNo.2のブログが開きます!


タグ:奈良
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2012年05月13日

「大阪市中央公会堂」のせつない話

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大阪市民なら誰でも知っている大阪市中央公会堂(通称:中之島公会堂)は
今から約90年以上前、1918年(大正7年)に竣工。

以前は、ビジネスマンが行き交うだけの地味な印象があったのですが
2008年10月に開通した、京阪電車・中之島線のおかげか、
街並みは整備されとてもキレイになりました。


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赤煉瓦と石の白いライン、ドーム型の青銅屋根が印象的な大阪中央公会堂。
みなさんは、この建物の完成までのエピソードをご存じでしょうか。

当時、早稲田大学の教授だった岡田信一郎氏が今でいう設計コンペに当選。
岡田氏の案を基に、のちに東京駅を設計した辰野金吾(たつの きんご)氏と
関西建築協会初代理事長の片岡安(かたおか やすし)氏が開設した、
「辰野片岡建築事務所」が実施設計。約5年の歳月をかけて完成します。


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↑この赤煉瓦と石の白いラインは「辰野式」といわれ
東京駅にもこのデザインが採用されていますよね

大阪市中央公会堂の竣工後は、歌劇などで大変賑わったそうです。
また、ヘレンケラーやガガーリン、ゴルバチョフ氏の講演会も
ここで行われました。



辰野片岡建築事務所は、かなり有名で
今でもその建築物は名建築として保存されています。
北浜にある「高麗橋ビルディング(旧日本教育生命保険)」もその一つです。


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↑高麗橋ビルディング 2008年までは「シェ・ワダ」が入店していましたが
 今は別の店舗が営業されています


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↑北側の様子

話を戻します。

大阪中央公会堂は1999年3月〜2002年9月に、
歴史的建造物としての保存と復元修復作業に加え、
耐震性を持たせるための免震工事が施されました。

そして工事完了の同年12月に、公会堂建築物として西日本で初めて
「国の重要文化財」に指定。


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↑免震を施したため、地震時に建物と地面がぶつからないよう
大阪中央公会堂と地面の間には溝が作られています



この立派な大阪市中央公会堂を語るうえで、
もう一人忘れてはいけないのが、
大阪株式取引所(現:証券取引所会員)の仲介人、
「義侠(ぎきょう)の相場師」と呼ばれた岩本栄之助氏です。

明治の後期、岩本氏は渡米実業団に参加。
アメリカの多くの富豪が財産や遺産などを
公共施設や慈善事業に投じていることに感銘を受けます。

帰国後、自らも約100万円の私財を公共施設建設のため大阪市に寄付。
この投資額は、今の金額にすると数十億円という
かなり巨額なものでした。

江戸時代、堂島川と土佐堀川に挟まれたこの中之島は、
各藩の蔵屋敷があり流通の要だったそうです。

明治にはこの蔵屋敷が廃しされ、
郵便局や裁判所、学校、病院、図書館などの公共施設が
次々と建設されていきます。
大正に入り岩本氏が寄付した公会堂建設資金で、
大阪市が計画を進めコンペにいたったのです。

完成までの間、第一次世界大戦がはじまり
その影響を受け、株で大損失を出した岩本氏は、
公会堂の完成を見ることなく自ら命を絶ってしまうのです。

なんとも切ない話。
もし寄付をしていなかったら・・・。
もう少し寄付金を減額していたら・・・。
この建物の歴史と岩本氏の人生は、もっと変わっていたかもしれません。


タグ:大阪
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2012年05月05日

乙訓寺(おとくにでら)で、初対面!

てんとう虫がイチジクの葉を冒険する初夏の頃。
いつの間にか季節は進み、新緑が風を誘う五月を迎えました。


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奈良の長谷寺を本山とする真言宗のお寺「乙訓寺」は、
美しい牡丹のお寺としても知られています。


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昆虫も喜ぶ季節です♪密をもとめ花から花へ。

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白い和傘が牡丹の日よけをうけおう境内。
もみじの影が和傘の模様のように見えて素敵です。


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気になる牡丹の開花状況は・・・、ちょっと遅かった〜。
でも、散る間際の牡丹も、それはそれでいいものでした。


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何色というのでしょうか。
濃い深紅色の牡丹を見つけ、珍しい色だなと思いしばらく眺めていました。
優雅で品のある牡丹は、存在感ありますね。


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このお寺は、真言宗の開祖「空海」と天台宗の開祖「最澄」が
初めて対面したことでも知られ、日本仏教について熱く語り合ったと言われています。


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境内には、弘法大師空海が手植されたとする「菩提樹」が青々と茂っていました。
あまりにも、いきいきとしていたので本当に?とちょっと疑念が・・・。
歴史とはそんなものと言われれば、それまでですが。


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その他、こんな可愛い花も咲いていました。
今度は、蕾から咲き始めの頃の牡丹を見たいですね。


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posted by ショコラ at 00:00| Comment(0) | 花巡り